【お葬式コラム】 家族葬ってどんな葬儀?
家族葬ってどんな葬儀?
「家族葬」の定義とは・・・ 実は「家族葬」には明確な定義がありません。
一般的には家族や親しい方々を中心に小さなお葬式をイメージされる方が多いようです。
通常の葬儀との違いは、
ご遺族の意向を反映しやすく形式にこだわらない葬儀ができるというところです。
そのため数人の葬儀から数十人の葬儀まで幅広い家族葬が行われています。
家族葬のメリット
家族葬の最大のメリットは
「考えないといけない事」や
「気遣いをしないといけない事」が通常の葬儀より大幅に少ないというところです。
家族葬は一般的に親しい方々のお参りが中心となり、小さなお葬式になる事が多くあります。
心痛の中にあるご遺族の、
参列する方への気遣いや準備などが
軽減されることにより、故人を偲ぶ時間を少しでも長くとることができます。
また、小規模だからこそ形式に
こだわらず、故人やご遺族の意向を反映した葬儀が行いやすいこともメリットでしょう。
家族葬のデメリット
家族葬を行う場合、
どうしてもお知らせする範囲が制限されてしまいます。
そのため、本来なら故人とのお別れを
希望した方やご遺族にお悔やみを伝えた
かった方々の想いに応えることができないケースがあります。
時にはそのような方々からご遺族に対し、厳しいお言葉をいただくこともあるようです。
また、参列できなかった方や
後で訃報を知った方が葬儀の後日に
お別れやお悔やみを伝えるため、ご自宅にお参りに来られることがあります。
お付き合いによっては
数週間経ってもパラパラとお参りに
来られるため、なかなか家を空ける
ことが出来ないという気苦労が起こることもあります。
合わせてその都度、御礼の品を手配する手間も増えるようです。
まとめ
高齢化が進み、お付き合いのご縁が
少なくなってきた時世だからこそ家族葬が増えてきたのではないかと思います。
前述したように家族葬にもメリット、デメリットがあります。
最近の傾向だからと
家族葬を選ぶのではなく、
皆様の要望や想いを葬儀社に伝え、
その中で最良の葬儀を執り行っていただければと思います。